試験時間 ・リーディング 80分、・リスニング=60分(解答時間は30分)
各大学の配点(割合)の例
リーディング | リスニング | |
---|---|---|
名古屋大学 | 3 | 1 |
大阪大学 | 3 | 1 |
北海道大学 | 1 | 1 |
パラフレーズ(同義語)を見つけることです。
文章中では例えばput off (延期する)でマーク選択ではpostponeが使われていたり、call off →cancel, participate in →take part in などを見抜けると簡単に解けます。
共通試験の文章の内容は決して難しいものではありません。簡単に理解できるレベルです。 習慣的に様々な問題に触れ、単語、文法を理解し、実力をつけ、ある程度自身が付いたら共通過去問を時間を計って解く。8~9割取れれば問題ありません。
逆に言うと短期間で詰め込む勉強をすると失敗することが多いです。遅くても高校2年生から準備しましょう。
asとsinceは接続詞で理由(~なので)を表しますが、ほとんど同じように使われます。 しばしば文頭で使われ、言いたい理由の重要度が低い又は、その情報が既知の場合に使います。
例えば、「暗くなってきたので、家に帰ろう。」を表すと
As it is getting dark, we should go home.
Since it is getting dark, we should go home.
接続詞ですので二節あります。会話の中の二人は、暗くなるのはわかっていますよね。既知の情報だからあまり意味は持たないが、あるとリズムがでて表現が素っ気無くなくなるのです。
as/sinceでreson(理由)を導き、result(結果)返す。 結果の方に重点を置くときに使います。 ここがbecauseと違う点ですね。That is because ~ とよく使いますが、思いっきり理由をフォーカスしてますね。
余談でもう一つ理由を導き出す接続詞があります。forです。 forはas/sinceのように文頭からは使えません。大半書き言葉で使われます。
as は様々な意味を持ち理解が難しいですよね。品詞ごとに分けて整理していくと覚えやすくなります。今回は前置詞のasです。
ここでは例文を見て主な使われ方を解説していきます。
前置詞のas
~として(人の立場/職業などを表す。)、物の機能や特徴を表す。
As a student, we will memorize at least 20 new words a day.
生徒として、私たちは少なくても一日20語の新単語を覚える。
He got a job as a teacher.
これはよく使われるので見たことがあると思います。
This phone can be used as a video camera. (もの(phone)の機能を表す。)
この電話にはビデオカメラ機能も付いています。
慣用的な言い方
as a boy 少年の時
As a boy he liked going fishing in the river Kiso.
少年の時 彼は木曽川で釣りをするのが好きであった。
ここで注意したいことは前出の「~として」の意味と混同しないかということです。
As a boy play well, eat well and sleep well.
少年として、よく遊び、食べそして寝なさい。
英語は文脈で判断しなければならないことが多々あります。落ち着いて全文を見ましょう。
次は上記と同じ用法ですが当校の生徒のほとんどが知らなかったasの意味です。
come as a surprise
comeとセットで来ます。come as a shockでもよくつかわれます。フレーズとして覚えたいですね。
例
It came as a surprise that PM Suga announced that he would not run for the next election.
菅総理が次の選挙にでないのには驚いたね。
Itは仮主語でthat節が本主語です。